Twitterで話題のモデル兼介護士の上条百里奈氏の言動について

今回は今ツイッターでおっぱい介護士として注目を集めいているモデルでもあり介護士でもある上条百里奈氏が放った言動について、介護士の立場から管理人が考察と意見を述べます。

上条百里奈(かみじょう・ゆりな)モデル、介護福祉士

 1989年、長野県出身。介護福祉士として働きながら、モデル、講演、研究などの活動を続けている。2019年から白梅学園大学の非常勤講師を務めるほか、東京大学政策ビジョン研究センターで介護分野の研究に協力。テレビ番組「にっぽんの要~わかる・かわる介護・福祉~」(BSフジ)に出演。

引用元:otekomach

介護士の立場として気になった上條氏の2つの言動

問題の2つの言動
  1. 麻痺してる手の方でなら胸を触っても良い
  2. 2時間近くずっと泣いていた

1.麻痺してる手の方でなら胸を触っても良い

上条さんは「怒ることはありえないですね、プロとして失格。例えば私の場合、寝たきりで左側が半身麻痺のおじいちゃんに『どうしても胸が触りたい』と真剣にせがまれたことがあります。なので『左手(麻痺している方)ならいいですよ~』って答えたら、今まで全然リハビリしなかったおじいちゃんが、その日から一生懸命リハビリしだした。胸を触りたい、そんなことで『明日も生きたい!』と思ってくれたらそれで充分」と話した。

引用元:ABEMA TIMES

管理人介護士りゅう

僕がこの発言を問題視している理由は下記の4つです。
この発言が問題だと思う4つの理由
  1. 胸を触られるのが嫌な女性介護士もいる
  2. 過去にセクハラなどの被害によってトラウマを持っている女性もいる
  3. 利用者さんが胸を触ることが当たり前という感覚になる恐れがある
  4. 利用者さん本人、もしくはご家族があの人はああ言ったのにどうしてダメなの?とおかしな基準が出来上がる恐れがある

利用者が1人の女性介護士さんの胸を触るのが当たり前になったらその感覚が当たり前になり他の女性にもする可能性があります。

そうなると他の介護士さんで嫌な思いする人が出てきますよね…

あとご家族にも時々介護士さんへ無理難題な要望を言う方々がいますが、上条氏のような自由な発言に便乗して「どうしてやったらダメなのか」と言い出す恐れもあります。

そんなことあるわけないと思うかもしれませんが、僕は要望がどんどんエスカレートするご家族を今まで何度も見てきましたので…

2.2時間近くずっと泣いていた

私がまだ新人のころ、いつも通り、朝ご飯を食べていた高齢者が昼前に突然亡くなってしまい、そのときのことは今でも忘れられません。

初めての経験でショックが大きすぎたため、別の部屋の寝たきりのおばあちゃんのところへ行って、2時間近く、理由も言わずにずっと泣いていました。

引用元:スタディサプリ

この発言の3つの問題点
  1. 2時間も泣き続けられるほど時間に余裕がある現場ってそこまでない
  2. 心は優しいですが、現場への気遣いがかけてるように見える
  3. 上条氏はプロという言葉を使っているが、仕事中に2時間泣き続けることでプロの仕事が果たせてるのか…

介護業界は慢性的な人手不足です。

そんな人手不足な状態で、2時間1人がいないだけでも現場への負担は増えます。

利用者さんが亡くなって悲しい気持ちは理解できます。僕もそうです。

しかし、だからといって2時間現場に穴をあけてしまうのは流石に気をつかいます。

上条氏は胸を触った時に怒るのはプロとして失格と話していましたが、仕事中に2時間泣き続けてしまうというのはプロとしてどうなのでしょうか…

モデルとして介護業界に良い影響を与えてくれると僕は嬉しい

ただし、上条氏はモデルとして介護のお仕事を紹介していただいている珍しい取り組みをされています。

介護は3Kと呼ばれたりしてあまりイメージが良くないお仕事です。

しかし、上条氏のように介護職を良いイメージにしてくれる1つの活動についてはとても評価するものですし、これからも頑張って欲しいです。

これからどんどん影響力を持っていくことを考えると、介護士としての言動には余計に気を付けてこれからも頑張っていただきたいですね!

ということで、今回はモデル兼介護士である上条百里奈氏の言動について、介護士の立場から意見させていただきました。

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