管理人介護士りゅう
夜専は人によって向き不向き分かれます!
今回は夜勤専従に向いてる人、そうでない人の特徴。
そして、メリット、デメリットまで全てお話しますね!
僕自身も夜専を年単位で経験しましたし、周りにも夜専の介護士さんが多くいるので、体験談ベースでお話します!
おしながき
夜勤専従がオススメできる4つの特徴
- 夜型の人
- 稼ぎたい
- 昼間の人間関係に疲れた
- 自分で考えて黙々と働きたい
1.夜型の人
体内時計のリズムは人によって違います。
自分は夜の方が活発になりやすいな〜と思い当たる節がある人は夜勤専従は向いてるでしょう。
2.稼ぎたい
働く回数によって夜勤手当てがついてるので日勤帯が混じった変則勤務よりも稼げます。
3.昼間の人間関係に疲れた
複数の職員が一緒になって働く日勤帯は職員間のトラブルが起きやすいですが、夜専は単独で動くことが多いので面倒な人間関係に巻き込まれることがほとんどありません。
ただし、単独で業務を終わらせていく必要がある大変さはあります。
管理人介護士りゅう
4.自分で考えて黙々と働きたい
- 他の職員の目を気にしなくて良いので自分流の仕事ができる
- イレギュラーに備えて前倒しに仕事を終わらせて余裕を持たせることも可能
自分で仕事の調整ができるので動ける人には向いてます。
この3つのタイプだと夜勤専従は微妙かも
- 長時間シフトはきつい
- 健康的な生活を送りたい
- 1人で入居者に対応するのはしんどい
1.長時間シフトはきつい
- 基本的には16時間などのロング夜勤の求人がほとんど
- 長時間なので体力が必要だし、眠気との戦いにもなる
稼げるメリットはありますが、その分体力が必要です。
2.健康的な生活を送りたい
昼夜逆転するので健康的な生活ではないですね。
休みの日などに積極的に陽の光を浴びるなどをオススメします!
3.1人で入居者に対応するのはしんどい
- センサーマットが複数の居室で同時に鳴る
- 職場によってはワンオペ2フロアなど複数の階をやらされる(こういうところはオススメしない)
- 何度も起きて動く入居者さんを車椅子に乗せてお連れして回ることもある
夜勤は自由な時間が多い分、自分で大変な入居者さんをみないといけなくなるので人によってはそれがしんどくなる可能性はあります。
夜勤専従介護士の5つのメリット
- 効率よく稼げる
- 面倒な人間関係が少ない
- 休みから次の勤務までの時間が長い
- 業務が毎回ほぼ固定なので覚えやすい
- 長時間勤務でも有給は1回分の消化(確認事項あり)
1.効率よく稼げる
夜勤手当てが常についてる分、効率よく稼げます!
2.面倒な人間関係が少ない
夜専は出勤時に遅番さん、早朝に早出さんと会うくらいなので面倒な人間関係に巻き込まれることが少ないです。
場所によっては看護師さんも夜勤をやってるところもありますが、基本別室です。
3.休みから次の勤務までの時間が長い
上記の場合、ロング夜勤は基本勤務日数2日分に換算されます(16時間夜勤の場合)。
明け→休みからの入りが夕方なので勤務までの時間が結構ありますよね。
管理人介護士りゅう
注意!職場によっては入明入明みたいなシフトになることがあるのでこういうのが嫌ならきちんと担当者に体調がきついと伝えて次回からこうならないよう変えてもらいましょう!
ただ、入明が続くとその分後で連休がなって休みが多くなったりもするんですけどね。
それでも無理は禁物!体調が1番大切なので自分の体調と相談しながらシフトは決めていきましょう!
4.業務が毎回ほぼ固定なので覚えやすい
通常の変則勤務は様々な行事や業務など入ってきます。
しかし、夜勤の場合は見回りからその他の業務やナースコール、センサー対応など基本的な業務がほぼ決まっているので覚えやすいです。
入居者さんの容態の急変を時々発見することがあるのでそうなると救急搬送の手配などで忙しい時はありますけどね…
5.長時間勤務でも有給は1回分の消化(確認事項あり)
例えば、ロング夜勤16時間勤務が有給1回分で休みが取れます。
これが通常日勤帯8時間だと有給2回分使うことになるから。
2日分ですからね。
正社員の夜勤専従の場合、有給を使って休みにはなるがその分夜勤手当が付与されないケースがあります。
正社員で夜勤専従になる場合は、そこは職場に確認してみましょう!
有給使えばその分夜勤手当もつくと勘違いして後で後でガッカリするのはしんどいですからね…
管理人介護士りゅう
派遣で夜勤専従をやる場合は必ず担当に夜勤専従契約かフルタイム契約なのか確認しましょう!
理由はフルタイム契約だと夜専で有給を使っても時給が8時間の勤務分しか付与されません。
しかし、夜勤専従契約にしっかりなっていたら、例えば16時間夜勤であれば16時間分有給で時給が賄われます。
フルタイム契約になってるケースは時々、施設側が夜勤に入る前に最初の数日は日勤で研修を受けて欲しいみたいな要望を出してきたりします。
そうなったら、日勤もこなすことになるのでフルタイム契約扱いをされるんです。
最初から夜勤に入り研修を受けるなら問題ないかもしれませんが、派遣で夜専をやる場合は、念のために下記の2つのフレーズで確認しましょう!
- 「夜勤専従契約ですか?フルタイム契約ですか?(フルタイムだった場合は夜勤専従契約に変えてください)」
- 「有給は1夜勤につき1消化ですか?」
夜勤専従介護士の5つのデメリット
- 欠勤すると収入が大幅に減る
- 職場によっては仮眠が取れない
- 夜勤専従は人によっては体調崩す
- 夜勤専従は正社員の募集は少ない
- ヤバイ職場を選ぶとワンオペさせられたりとキツい
1.欠勤すると収入が大幅に減る
ロング夜勤の場合、1回でも欠勤すると結構痛いです…
その1回分は2日分の勤務時間+夜勤手当分です。
それが失われるわけですから…
管理人介護士りゅう
僕も一度熱発して1週間ほどお休みを頂いたことがあります。
その時、夜勤2回分欠勤したので、約5万円以上マイナスになったことがあります…
次の月はもう節制生活でした‥
2.職場によっては仮眠が取れない
ソファーなどで横になるのが禁止(座ったままウトウトするのはOK)
監視カメラが目の前にある席に基本的に座ってないといけない(寝るのは禁止だし携帯触るものNG)
横にもなれない職場にあたってしまうとかなりしんどいです…
長時間夜勤なら尚更ですね。
管理人介護士りゅう
僕が夜専やってたときにソファーで横になって仮眠をとってると、用事のあった看護師さんが急にスタッフルームに入ってきました。
後日、そのことが介護側の管理者に報告され指導を受けたことがあります。
入居者さんが寝なくて徘徊したりするからと…
前の職場では業務やコール対応以外は横になっても何も言われなかったので逆にビックリしましたけどね‥
横になるのをよく思わない人もいるという実例です。
3.夜勤専従は人によっては体調崩す
昼夜逆転でなおかつ長時間勤務なら体調不良になる人も中にはいます。
これもあって夜勤するのは嫌がる人も多いですからね。
4.夜勤専従は正社員の募集は少ない
管理人介護士りゅう
どうしても正社員で夜勤専従をやりたければ一旦普通の変則勤務の正社員として採用されます。
その後、勤務先に夜勤専従として働きたいと交渉するやり方もあります。
よほど人が足りない職場などは稀にOKされることもあります。
5.ヤバイ職場を選ぶとワンオペさせられたりとキツい
ブラックでしんどい職場は無断欠勤や職員が急に来なくなることが普通になってたりします。
こういうところに当たると、頻繁にワンオペが発生しあなたが疲弊するので注意が必要です。
夜勤専従するにあたってオススメの働き方2ステップ
- 介護派遣複数登録
- 複数同時に希望の職場のイメージや時給の見積もりを出す
1.介護派遣複数登録
- 候補が多い方が自分の希望する条件を選びやすいから
- 同じ希望を出しても派遣会社によって出してくる職場の候補が全然違うから
派遣会社によってあなたの希望に沿って出してくる候補や時給が全然違うケースがあります。
2.複数同時に希望の職場のイメージや時給の見積もりを出す
- 時給いくらか?時給の希望
- 時給が発生する実働時間
- 1人で複数フロアを同時にやらされたりしないか
- すでに派遣さんを送り込んた実績があるなら派遣さんからのその職場に関する詳細、口コミ
既に紹介先に派遣先を送り込んだ実績があるなら派遣会社の担当に「職場のことをより詳しく知りたいのでどんな感じなのか派遣さんにきいてみてもらえますか?」と伝えましょう。
人間関係のことや業務内容などなど、職場の雰囲気は実際に現場にいた人の声が1番参考になります。
実際にどうなの?他の介護職員からの夜専に関する口コミ
デメリット 体内時計の、調整が大変 体調を、崩しやすい、、 かわりの人は基本いない。
メリット 日中が、自由時間 病院や銀行役所などに行きやすい。
引用元:Yahoo知恵袋
メリット ・関わる職員が日中より少ないので人間関係のストレスが少ない ・利用者が寝ている時間はゆっくりできる ・1人夜勤なら自分のペースで仕事できる (ロングの場合のみ) ・通勤時間帯の電車が空いている ・明けの日の翌日が休みだと実質1.5日休める ・1回の出勤で2日間なので、月に出勤する回数は8〜10回くらい。「月22日出勤」より精神的にラク。
デメリット ・生活リズム的に体調を崩しやすいかも ・1人夜勤で全然寝ない利用者とかいるときつすぎる ・プライベートで友人などと遊びに行くスケジュールを合わせにくい ・生活リズム的に休みの日も日中活動しにくい
引用元:Yahoo知恵袋
ひとつの部屋で8人見てます。17時から9時までです。私1人で見てるので自由にやってますよ。1日1万3千くらいです。
引用元:Yahoo知恵袋
有料で夜勤専従で働いてます きっかけは親の介護でした 昼間の時間を自由に使えるので 要支援2なので、それほど大変ではないんですが メリットはお給料が良いこと 夜勤手当ては大きいです 私は日中のレクやイベントが嫌いなので それをやらずに済むのも楽です 入浴介助も無し あと委員会も免除 デメリットは そのうち身体に影響出るのかなあ、と思ったり(今は何もありませんが) 気の合わない夜勤者と組んだ時は最悪 実は思った以上に忙しい それくらいですかねえ 私にとってはメリットの方が大きいので しばらくは夜勤専従で続けるつもりです
引用元:Yahoo知恵袋
だいたい週40時間換算になりますね 16時間労働の夜勤だと 月に10〜11回 8時間労働の夜勤だと 月に21〜22回 これくらいは入れます キツイですけどね もちろん、最初に契約します
引用元:Yahoo知恵袋
夜勤を頑張るあなたへオススメの睡眠に関する本
- 漫画なので読み進めやすい。
- 一部日勤帯向けの対策もありますが、夜勤者が実践できる部分もある。
介護職の夜勤専従として働く上でのメリット&デメリットまとめ
今回の記事をまとめるとこうです。
まずは夜勤専従が向いてる人or微妙な人は、
- 夜型の人
- 稼ぎたい
- 昼間の人間関係に疲れた
- 自分で考えて黙々と働きたい
- 長時間シフトはきつい
- 健康的な生活を送りたい
- 1人で入居者に対応するのはしんどい
そして夜専のメリット、デメリットはこちら。
- 効率よく稼げる
- 面倒な人間関係が少ない
- 休みから次の勤務までの時間が長い
- 職場によっては仮眠が取れない
- 夜勤専従は人によっては体壊す
- 夜勤専従は正社員の募集は少ない
- ヤバイ職場を選ぶとワンオペさせられたりとキツい
この記事がこれから夜勤専従に挑戦しようとしているあなたの役に立てば僕も嬉しいです!
夜専経験者として心より応援してます。