もう限界!介護職が体力的にキツくなる原因とやるべき11のこと

ただでさえ、体力が必要な介護職。

でも、それに加えてキツい労働環境の職場だと余計に辛くなってきますよね。

僕もそういう職場でいくつか働いて、心身ともに疲弊したことあるのでわかります。

この記事では、介護職が体力的にしんどくなってくる原因とそれぞれの対策を紹介してますので参考までにご覧ください。

介護職員の体力が続かない原因と対策11選

体力的にキツくなる原因と対策
  1. 急なシフト変更が多い施設は即退職
  2. 通勤経路、時間の問題は近場の職場へ転職
  3. 不規則な勤務なら派遣やパートで固定時間の働き方、職種を選ぶ
  4. 1人あたりの仕事量の負担が多すぎるなら退職しよう
  5. 派遣介護士としてサービス残業がない施設へ転職orしないように工夫する
  6. 長時間夜勤がしんどいなら派遣やパートで日勤のみで働く
  7. 腰痛で体がきついなら一旦介護職から離れてみるのもあり
  8. それなりの年齢を重ねると体力的にきついので引退も視野に
  9. 施設の頻繁に変わる方針についていけないなら転職するべき
  10. 有給が取りにくくても積極的に取ろう!それでもダメなら去ればいい
  11. 体重が重いなど、身体的に重度な方の介助は単独でしないようにしよう

1.急なシフト変更が多い施設は即退職

人手不足のよる急なシフト変更が頻繁にある施設ってありますよね。

「みんなも頑張ってるんだから仕方ない‥」

「断りづらい」

こんなことを考えている真面目て優しいあなたですが、急なシフト変更ばかりだと自分の予定が立てれないでしょう?

精神的にも、本来なら自分が把握していたシフトで働くつもりが、急に変わると嫌になりませんか?

結局これらのことが重なって、職場に振り回される感じで疲れてきます。

なんなら急に夜勤とかお願いされたら体力的にもっとキツいでしょう?

こういうことが普通になってる施設はすぐに退職して別の職場を探した方があなたのためです!

その方がプライベートの確保や急なシフト変更による気分のモヤモヤを防げますから!

2.通勤経路、時間の問題は近場の職場へ転職

近場の職場へ転職したほうが良い3つの理由
  1. 通勤しやすい
  2. 余った時間で自分の時間が確保できる
  3. 長時間通勤はストレスになり得る

近場の勤務になれば朝は少しゆっくり起きれるし、仕事終わりは早めに帰りつけるので心にゆとりができます。

それに通勤時間が長いとストレスになります。

具体例を出すと、東京都内に住んでいる1時間かけて満員電車で通勤しているというような状況ですね。

想像するだけでストレスでしょう?

いや、自分は東京住まいではないし、電車通勤ではないと言いたくなる方もいるでしょう。

でも、誰よりも朝は早めに起きて、帰り着くのは職場が近い人よりも断然遅いという状況はさすがに身体も疲れてしまいますよ。

3.不規則な勤務なら派遣やパートで固定時間の働き方、職種を選ぶ

夜勤やったと思えば、早番になったり遅番になったり、生活リズムが狂う…

こういうのが嫌なら時間指定で働きやすい派遣やパートでの勤務がオススメです!

でも夜勤なくなるとお給料が気になる…

と気になることも出てきますよね?

派遣ならそれなりにお給料もらえますし、夜型の人であれば夜勤専従という働き方もあります。

時々、時間固定の正社員雇用をやっている施設もあるので、求人でそういう施設を見つけたら確認をとってみるといいですよ!

4.1人あたりの仕事量の負担が多すぎるなら退職しよう

人手不足で1人あたりの仕事量が多すぎるケースは介護業界ではよくあります。

人手不足になるにはそれなりの原因があります。

その原因が解決されなければ、あなたはずっと単独でもものすごい業務をこなさないといけないんです。

そんな状態がずっと続くと、体力的な疲れは溜まっていき、休んでも疲れが取れないという最悪の状態に陥ります。

そんな状態になってしまうくらいなら早めに見切りをつけてその職場は去りましょう。

5.派遣介護士としてサービス残業がない施設へ転職orしないように工夫する

サービス残業がない施設へ転職する方法
  1. 派遣介護士として働く
残業をしなくていいように工夫する方法
  • 1回のみの仕事を前倒しにして終わらせておく

例:掃除や何かの補充や交換、確認作業など、利用者さんのコール対応に集中できるくらいに決まった時間にやるのではなく前倒しにして完了させておきましょう。

人が足りなくて業務が多くなりどんなに頑張っても残業になってしまう…

こんな気持ちで毎日サービス残業を我慢していると思いますが、そもそもそれはあなたの責任ではありません。

人員を増やせるかどうかは施設側の責任です!

そこで働き続けてもあなたが疲れ切ってしまうだけです!

今すぐ辞めましょう!

サービス残業なしで介護を続けたいのであれば、派遣がオススメです!

派遣であれば人件費が高いので残業をさせないようにしている施設も多いですし、もし支払われない際は自分の派遣の担当に言えば、払うように交渉してくれますので心配無用です!

6.長時間夜勤がしんどいなら派遣やパートで日勤のみで働く

時間指定で働こう!

直雇用パートと派遣の比較ポイント
  • 給料が気にならないということであれば勤務日数が指定しやすいパート勤務
  • 少しでも高い時給で働きたいということであれば派遣

介護職の夜勤、しんどいですよね。

ただでさえ、16時間とかあるのに、鳴り止まないナースコール、不穏の利用者さんへの対応、早朝のバタバタなどなど…

それなら、肉体的にも精神的もの負担のかかる職場での夜勤はやめて派遣かパートで時間指定して日勤や早番のみで働きましょう!

あなたの条件に合った働き方を選んで、健康的に働けます!

7.腰痛で体がきついなら一旦介護職から離れてみるのもあり

腰痛があまりにひどい時の3つの対策
  1. 介護職から一旦離れる(オススメ)
  2. トランスファーシートの活用
  3. 職場に相談し、2人介助で対応する

生きていく上で腰は大事

介護職あるあるで腰痛もちが多いことは有名ですよね。

腰痛を抱えながら働くと腰をかばいながら仕事しないといけなくなりますし、そうなると別の場所に負担がいきます。

また、忙しいときは仕事を早めるためについ中腰の姿勢を作ってしまいがちです。

腰は生活していく上でよく使いますし、腰痛が酷いと仕事だけでなく普通の生活にまで支障をきたします。

ですから、よほどの理由がない限りは腰を使う介護職からは一旦辞めてみて、腰を回復させることを優先しましょう。

どうしても介護を続けたい理由があるのであれば、腰の負担を軽減する道具を使ったり、忙しいからお願いしにくいかもしれませんが、職場の方と一緒に移乗などの介助を行いましょう!

8.それなりの年齢を重ねると体力的にきついので引退も視野に

どこからが高齢かは人それぞれに見方が違うとは思いますが、もう引退しても良い年齢でも頑張ってる介護職員さんいますよね。

すごくリスペクトできますし、頑張っている様子はとても素敵です!

でも、若い頃とは健康面も身体の面でも状態が全然違います。

あまり体を酷使しすぎると、怪我をしやすかったり身体も疲れやすいです。

それなりの年齢を重ねても働くのには何か理由があるのかもしれませんが、絶対に働かないといけない理由がない限りは引退して自分の体を大切にした生活を送ることをおすすめします!

9.施設の頻繁に変わる方針についていけないなら転職するべき

「ちょっとしたことでも報告書を書かされる…」

「職員は少ないのに会社側はどんどん仕事を増やす…」

施設の方針が頻繁に変わって、ついていけず体力的にも疲れてくるってことよくありますよね。

ストレスもたまりますし‥

働き続けてもいいこと何1つないので、この状態であれば迷わず転職しましょう!

管理人介護士りゅう

この理由で退職していった介護士さん、僕は今まで何度も見送ってきましたよ。

施設の方針についていくのがキツくなると不満しかたまりませんからね。

10.有給が取りにくくても積極的に取ろう!それでもダメなら去ればいい

有給を取って休みを増やすべき2つの理由
  1. 体力回復のため
  2. 疲れが取れないまま働いて心身の不調にならないため

休みを増やす1つの手法として有給を使うという手があります。

ただでさえ、体力的にキツい介護職。

そしてせっかくの休日で寝ても寝ても疲れが取れない…

こんなことになってしまわない為に、思い切って有給を使って体を回復させる日数を増やしましょう!

介護職あるあるとして人手が足りないので有給が取りにくい雰囲気を職場が作っているというのがあります。

けど、本来有給は使わせないようにするのはNG!

でもみんなが大変そうだから有給とにくい?

その気持ち、僕も介護現場を経験しているのでよくわかります。

でも考えてみて欲しいです。ただでさえ体の疲れが取れにくいほど体力勝負な介護職。

そんな疲れが取れにくい状態で働いても気分が憂鬱になりやすかったり、体調不良になって欠勤や早退遅刻、なんなら退職したほうがよほどみんなが大変になりませんか?

あなたがその職場で働き続けたいと思うなら、なおさら有給を積極的にとって体力の回復と気分のリフレッシュに集中すべきです!

もちろん、そんな気持ちも無視して有給を取らせないような施設はそもそもあなたのことを大切にしていないので辞めてしまった方がいいですけどね!

11.体重が重いなど、身体的に重度な方の介助は単独でしないようにしよう

人が足りなすぎて単独でケアをするしかないような職場での2つの対策
  1. 体がキツい、もしくは腰痛を理由に極力2人介助にしてもらうようなシフト、あるいは運用の変更をお願いする
  2. 上記がダメなら続けられないと退職を申し出る

全身脱力、または体重が重い利用者さんの場合は無理せず2人介助で移乗やパット交換のケアをしましょう。

体への疲れを軽減させるだけではなくて腰痛対策にもなります。

管理人介護士りゅう

体重の大きさなどの理由で、単独では難しい利用者さんのケアが原因で、あなたが辞めて人が減るよりは、そうさせない方が施設としてはまだマシだと思いますので、まずは相談してみましょう!

介護職員におすすめのストレスマネジメント3選

介護職へオススメな3つのストレス対策
  1. 温泉、サウナ
  2. マッサージ
  3. なんでも良いので趣味を持つ

精神病むのもまた介護職あるあるですよね…

体力的な疲れはストレスからくることも多いです。

そうなると、体力作りをするだけではどうにもならない…

温泉やマッサージに行くことは特に体の負担もなければ頭を余計に使うこともないので楽にできます。

趣味に関してはなんでも良いですが、激しい運動の趣味がある場合は、次の日が休みのときにするのがオススメです!

次の日になって体の疲れを抱えたまま仕事するのはキツいですから…

管理人介護士りゅう

僕は趣味で筋トレや格闘技をやっていますが、次の日朝起きてから身体だるくて目覚めからしんどいです‥

介護職員に体力の限界がくる原因と対策まとめ

今回の記事は、下記のことについて解説しました!

体力的にキツくなる原因と対策
  1. 急なシフト変更が多い施設は即退職
  2. 通勤経路、時間の問題は近場の職場へ転職
  3. 不規則な勤務なら派遣やパートで固定時間の働き方、職種を選ぶ
  4. 1人あたりの仕事量の負担が多すぎるなら退職しよう
  5. 派遣介護士としてサービス残業がない施設へ転職orしないように工夫する
  6. 長時間夜勤がしんどいなら派遣やパートで日勤のみで働く
  7. 腰痛で体がきついなら一旦介護職から離れてみるのもあり
  8. それなりの年齢を重ねると体力的にきついので引退も視野に
  9. 施設の頻繁に変わる方針についていけないなら転職するべき
  10. 有給が取りにくくても積極的に取ろう!それでもダメなら去ればいい
  11. 体重が重いなど、身体的に重度な方の介助は単独でしないようにしよう

介護職は体力必須のお仕事です。

あなたがこれからも介護職を続けたいと思うのであれば、自分の体を大切にできる働き方をしていきましょう。

それば1番あなたのためであり、健康的な介護士のケアを受けられる利用者さんのためでもありますから!

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