うちの施設は連絡せずに急に来なくなる人が多すぎます!!
社会人として通用しない人ばかり…
この状況どうにかならないですか?
介護施設管理者
管理人介護士りゅう
バックレはダメなことですし、基本的には本人の責任です。
ただ、施設側の問題は解決しておくべきです。
まずは介護士がバックレる理由を理解して、職場環境で改善すべきところがあれば改善していきましょう!
ちなみに本人の問題の場合もあるのでその原因については諦めましょう!
おしながき
介護職が無断欠勤して二度と来なくなる計10の理由
- 人間関係が悪い
- 引き止められるのがめんどくさい
- 会社に対する不信感
- 仕事量と給料のバランスが割に合わない
- 人手不足な現場で新人さんに教える余裕がない
- 職歴に傷がつきにくい
- 何らかの病で仕事を続けるのが難しい
- バックれても職場は多くある
- 本人自身が元々逃げ癖がある
- ずる休みをしてモチベーションが下がるorバレたので居づらい
職場に人が続かない原因があるケース
1.人間関係が悪い
悪口、陰口、キレて怒鳴る、パワハラ、失敗を人のせいにするなどなど。
人間関係が悪い職場が退職が多いのはもう業界あるあるですよね。
また自分がギスギスした人間関係に巻き込まれるのかと思うと憂鬱になってきます…
理不尽なことが自分が怒鳴られたりするのも普通は耐えらえらないですからね。
あと、人間関係が悪い職場は退職者が辞めたい理由を正直に言わないから明確な退職理由がわからないので改善しようにもできないというデメリットもあります。
バックレもまさに、これが行動になって現れていますね。
2.引き止められるのがめんどくさい
これも人手不足の業界あるあるで、退職すると伝えると引き止めが多い!
僕も経験ありますが、これ引き止められる側はかなり鬱陶しいと感じています。
性格によっては断りづらかったりしますから。
急にバックれられて当日困るよりは、退職届は素直に受理してあげてください。
その方がお互いのためです。
3.会社に対する不信感
- 残業代なし(サービス残業が多い)
- 問題があるどんな利用者でも受け入れる
- YESマンで家族や利用者の要望になんでも答える!断らない施設
- 介護士が利用者からセクハラやパワハラを受けても黙認、なにも対応しない
- 1人シフトなど無茶な人数でシフトを組む
ここにあるのはほんの一部です。
さらに詳しくした内容は>>介護士が不満を持つブラック施設の特徴にまとめてます。
職員が一気に辞めて、利用者をケアする人がいなくなり亡くなるという事件が実際に起きています。
このように、会社に対する不信感はバックレに繋がりますよ。
4.仕事量と給料のバランスが割に合わない
- 現場の介護士が少ないのに、重度の利用者をどんどん入れる
- 提出物や書き物がとにかく多すぎる
- 人が足りない状況なのに、一時的な業務の縮小すらしない
これらはほんの一部の具体例です。
ですが、こういう現場には常に不満が溜まり、最終的にはバックれや退職の原因になります。
5.人手不足な現場で新人さんに教える余裕がない
「人が欲しいけど、忙しすぎて育てられない」
「職員に余裕がなくてつい新人さんに強く当たってしまう」
これがよくある介護業界の矛盾です。
こうなると、せっかく入っってきた新人さんはいっぱいいっぱいになって仕事は覚えられそうにないと限界を感じます。
かと言って、辞めることを伝えてギスギスするのは嫌だ…
こういう気持ちになるとバックレられます。
余裕がないのはわかりますが、それではいつまで経っても人は増えずにしんどいのはずっと変わらないですよ。
例え即戦力の人が来たとしても、人間関係や待遇が悪いと彼らもすぐに辞めるので、どんなに忙しくても新人さんには優しく教えたほうがお互いのためです。
バックレる本人に原因があるケース
6.職歴に傷がつきにくい
例えば、1日でバックレて次を探せば履歴書に数ヶ月ごとの転職履歴を書くよりもマシだからです。
このやり方はある意味バックレる人が自分の経歴を守るための1つの手段になってます。
7.何らかの病で仕事を続けるのが難しい
介護職を始めてから精神が病んでしまったのか、あるいは元々心の病を持っているのかはわかりません。
ただ、どうしても心の病で苦しんでいる人は怒られたことの切り替えができなかったり、仕事に行きたくなくなったり、難しさがあります。
ここについては本人が病と向き合ったり、病院やカウンセリングに通うなどの行動力が必要になってきますので、あまり気にしないようにしましょう。
管理人介護士りゅう
もちろん体の健康が悪くてなかなか思うように仕事の継続が難しい場合もあります。
8.バックれても職場は多くある
万年人手不足の介護職は良くも悪くも働ける場所が多くあります。
悪い意味で言うと、嫌なら他行けばいいやという気持ちになりやすいんです。
それは本人の仕事に対する気持ちの問題である場合は、あなたの職場のせいではありません。
嫌なら他に行けば良いやと転職を繰り返していては本人が1番困るでしょうからね。
かといって、バックレようと思われないような環境作りは大切ですよ?
9.本人自身が元々逃げ癖がある
自分が嫌だからバックれるという人はいます。
もうこれはあなたの職場のせいではなく本人の問題ですから気にしなくて大丈夫です。
気にするだけ時間の無駄ですから。
10.ずる休みをしてモチベーションが下がるorバレたので居づらい
介護職は体力的、人間関係のきつさ色々あってサボりたくなることも出てきます。
人によっては体調悪くなくても病欠したり、遊びに行ったりです。
ただ、SNSや人からの告げ口などを通じてそればバレてしまうこともあります。
そうなると、職場に行きづらくなり、結局バックれるんです。
介護職が向いてない、辞めたいと思われないような労働環境を作りましょう
- サービス残業をさせない
- 有給休暇が問題なくとれる
- 無茶な休日出勤をさせない
- 人間関係を理由に退職する人が少ない
- 上司が仕事をきちんとし、パワハラをしない
- 同僚のチームワークが整っていてお互いにサポートし合う
バックレを防止するには上の条件が最低でも3つ以上は必要です。
何もしなければいつまでもバックレを防げず、ずっときついままですので、働き続けたいと思われる職場環境を作ることは必須です。
詳しくは>>『離職率が低い施設の特徴』を合わせてご覧ください。
介護職員がバックレる理由とそれを防ぐ労働環境まとめ
今回は介護士がバックレる理由とやるべき対策について書きました。
- 人間関係が悪い
- 引き止められるのがめんどくさい
- 会社に対する不信感
- 仕事量と給料のバランスが割に合わない
- 人手不足な現場で新人さんに教える余裕がない
- 職歴に傷がつきにくい
- 何らかの病で仕事を続けるのが難しい
- バックれても職場は多くある
- 本人自身が元々逃げ癖がある
- ずる休みをしてモチベーションが下がるorバレたので居づらい
- サービス残業をさせない
- 有給休暇が問題なくとれる
- 無茶な休日出勤をさせない
- 人間関係を理由に退職する人が少ない
- 上司が仕事をきちんとし、パワハラをしない
- 同僚のチームワークが整っていてお互いにサポートし合う
バックレる人は何も言わずに去るので原因がわからない為、対策が取れずに困ります。
しかし、ある程度の理由がわかれば、自分たちの職場でとるべき対策が分かりますので取り組みやすいでしょう。
もちろん、バックレる人自身の問題もあるので、その場合はあなたの非ではありません。
ただ、あなたの職場の労働環境によって、退職者が続いているのなら、すぐに変える必要があります。
いつまでもその状態のままではあなた自身がきついでしょうから。
あなたの施設からバックレが減って、少しでも働きやすい環境になるよう僕も介護士として願っています。