管理人介護士りゅう
働くならお金のことって当然気になりますよね!
今回は介護士の僕がお金のリアルをズバリ言います!
おしながき
ズバリ言います!男性介護士の平均年収
男性介護士の平均年収:334万4,200円
引用元データ:賃金構造基本統計調査
でも実はこの平均値、あまりあてにはできません。
参考までに、介護士として勤務した>>僕の給与明細もあわせてご覧ください!
平均年収は正直当てにならない!現役介護士の本音
あなたが知りたい平均年収を公的なデータに基づいて公開しましたが、実際にはデータは当てにならないどころか、データ通りの年収をもらえてない介護士さんが全国には多いです!
では公的データが嘘をついてるのか?といえばそうではありません。
現実はデータと違う理由は下記の4つです。
- 地域によって介護報酬(介護施設に入ってくるお金)に違いがある
- 施設によって給与形態が違う
- 介護士が持ってる資格や立場によって違いがある
- 一部の破格なお給料をもらっている役員や管理者のお給料が平均に含まれている
理由その1.地域によって介護報酬(介護施設に入ってくるお金)に違いがある
まず介護報酬とは簡単に言うと施設に入ってくる収益のことです。
そしてこの収益にあたる介護報酬から僕たち介護士さんへの給料が支払われます。
けど、この介護報酬が地域によって値段が違うんです。
地域によって高かったり、安かったりします。
例えば、それぞれの都道府県最低賃金が違いますよね?東京のような都会と田舎では給料の額に差があるように、介護報酬も住んでいる地域によって差があります。
よって、もらえる給与の額がとても大きく変わったりするんです。
理由その2.施設によって給与形態が違う
管理人介護士りゅう
施設によっては給与形態の違いや手当があったりなかったりします。
多くの手当があり、固定給のベースもある程度ある施設の方が給料が高くなるのは当然ですよね!
- 固定給や夜勤手当の金額が違う
- 住宅手当や家族手当などが施設によって出るところとそうでないところがある
- 明確なキャリアアップ制度があるかないか(管理職を目指せると給与アップが狙える)
- ボーナス、残業手当、処遇改善加算などの有無
余談ですが、家族経営のような施設で一部の管理職と社員の給与にものすごい差がある場合があります。
そのような格差のある給与まで平均に加えられると余計に値がおかしくなるのもうなずけます…
手当てがある施設とない施設をミックスさせて統計を取れば、そりゃ実際もらってる額とギャップが出るのも当たり前の話です。
理由その3.介護士が持ってる資格や立場によって違いがある
介護職をスタートしたばかりの業界未経験の方と現場で長年働いている有資格者の方をミックスさせて統計を取ったら、そりゃ現役からしたら違和感のある統計になるのは無理もありません。
理由その4.一部の破格なお給料をもらっている役員や管理者のお給料が平均に含まれている
僕のブラック施設のナンバー2は収益に上限がある介護業界で結構高額なお給料を頂いてました。
他にも一部の施設長などは破格のお給料をもらったりしてます。
そういう管理者のお給料も含まれたりしますので、そりゃ平均値が現実味がわかない金額になるのは無理もありません…
あなたが介護士になった場合の給料の調べ方
公になってる平均データがあてにならない場合の給料の調べ方を伝授します!
- ハローワーク求人があれば職員に施設へ聞いてもらう
- 介護転職エージェントに登録してどのくらいの給与額か確認する
- 介護関係の知り合い、もしくは知り合いの知り合いにきく
- 施設へ直接連絡する
1.ハローワークの職員に施設へ聞いてもらう
ハローワークの介護求人に興味を持てば、給与の詳しい情報をハローワークに勤務する職員に聞いてもらいましょう。
ただし、ハローワークに掲載している施設はあまりオススメはできません。
理由は、無料で掲載ができるので、「無料なら良いや」という感覚で出してるからです。
広告費をケチるということは、施設の運営や社員への給料でもケチる場合があります。
もちろん、他の有料広告にも掲載している施設であればまだ良いんですけどね。
2.介護転職エージェントに登録してどのくらいの給与額か確認する
介護の転職エージェントを利用する場合は、エージェントに給料の詳細を確認しましょう!
僕が介護派遣のエージェントを利用したときは、時給のしっかりと明確に決めてから転職していましたね。
自分で聞きにくいことはエージェントが代わりに聞いてくれます!
3.介護関係の知り合い、もしくは知り合いの知り合いにきく
例えば、介護士をやっている知り合いがいればその知り合いに直接聞いてみると良いでしょう。
親しい知り合いであれば聞きやすいですしね。
または、知り合いの知り合いで介護関係の人がいれば代わりに聞いてもらっても良いです。
紹介してもらって自分が直接聞いてみるというのもありですしね!
4.施設へ直接連絡する
あなたが給料のことを質問することが性格的に平気であれば施設に直接聞いてみるのも良いでしょう。
電話でも良いですし、例えば、その施設の求人情報を見ながら、求人に興味があるがこの部分が気になると言う文言で切り出しても良いです。
待遇のことは求職者にとって生活にも影響する大切なことですので。
あなたを介護施設に「最高値」で売る転職方法
未経験無資格で挑戦しようとしている熱意のあるあなたですが、未経験ながらに良い条件で転職したいですよね。
今回は未経験の状態でなるべく良い介護転職ができる3つの方法を紹介します。
- 自分で探す場合は、なるべく大きな母体の条件の良い施設を選ぶ
- 介護転職エージェントを利用する
- 資格取得支援をしている介護派遣エージェントを利用する
1.自分で探す場合は、なるべく大きな母体の条件の良い施設を選ぶ
母体の大きな施設であればきちんと残業代が出たり、その他の手当てなども出る場合があります。
運営会社などを確認して、それなりの規模の法人が運営している施設かどうか確認する必要があります。
もし無資格で厳しいようなら、一旦介護の資格を取得してからこういった施設に転職するのもありですね!
2.介護転職エージェントを利用する
転職エージェントであれば無資格未経験でもできるだけ条件の良い施設を探してくれます。
自分で探すと業界のことをまだ何も知らないので、変な施設に当たったりする可能性が上がります。
自分の希望を伝えてプロに探してもらうという選択肢が1番でしょう。
3.資格取得支援をしている介護派遣エージェントを利用する
それなりの時給で無料で資格取得を支援してもらえる介護派遣からスタートするのもオススメです。
資格を取得した後は、気に入ればその職場で働き続ければ良いですし、さらに待遇良い施設への転職も検討できます。
男性介護士の平均年収に関するまとめ
今回は男性介護職の平均年収に関するお話でした。
正確なデータとしてはアテにはならない数字ですので、これから介護職へ挑戦しようとしているあなたは適切な戦略で転職活動をして欲しいというのが管理人の僕の願いです。
そして、あなたにとってこの記事が参考になればとても嬉しいです。