介護職をやっているとネット上で仕事について見下されたり、実際に直接馬鹿にされる経験ってありますよね?
僕も介護やってるというと「お前の人生終わってるな!」とひどいことを言われた経験もあります。
ですから介護職をやって自信がなくなってくるあなたの気持ちとてもよくわかるんです。
今日はそんな僕が介護職が馬鹿にされて嫌な思いをしているあなたへ意見を述べたいと思います。
一応介護職経験者として、そして第三者としての中立な両方の立場から意見します。
人によって意見が違うのは仕事や趣味も同じ
まず何でもそうですが、人によって意見が違うのは介護職以外のことでも当てはまります。
例えば、肉体労働をしている方に対して、あんなに毎日汗水たらして頑張っててすごい!と言う人もいれば、誰でも就職できる仕事と捉える人もいるとなる人もいると言う事例です。
(※決して肉体労働をしている方を馬鹿にしているわけではありません。むしろその方々が作った物のおかげで僕たちの生活に良い変化が生まれているので感謝しています。あくまでもひとつの例としてあげました)
もうひとつの例。男性で料理をするのが大好きで、ものすごく女性顔負けの凝った料理を作る男性がいたとしましょう。それを聞いた時に人によっては「男性で美味しい料理が作れるなんてすごい!」という人もいれば、「そこまで凝った料理を作る必要あるの?」となる方もいる事例です。
(※これも上記と同じように料理する男性を卑下しているわけではありません。あくまでも例としてあげました)
つまり、ひとつの事柄に対して捉え方が様々なのは介護職以外でも起こるということ。
世の中には自分がやることに対してネガティブな意見を持っている人、ポジティブな意見を持っている人両方がいるということは覚えておきましょう。
なぜ介護士として働いていますか?
あなたが介護職をやっている理由は何ですか?
「人に喜ばれることが嬉しい」
「社会的に必要なお仕事だから」
「他にやりたいこともなかったけど何となく始めたら気が付いたら続けていた」
あなたにしかわからない理由があると思います。
他人から言われるネガティブなことが強烈に頭に残りすぎて、あなたがどうして介護士として働いているのかをあなた自身が忘れてしまっていませんか?
今後、介護職を続けるにしても、辞めるにしても、なぜあなたが介護士を続けているのか今一度思い出すことをおすすめします。
理由は、他人から言われたことと、あなた自信の介護職への気持ちを天秤にかけて考えることができるからです。
これからのあなたの気持ち次第。あなたには選択の自由がある
例え介護職を馬鹿にする人との付き合いをやめたとしても介護職を見下すような発言は今度も聞こえてくるでしょう。
そこであなたには選択の自由があります。
1つは、時々馬鹿にされたとしても自分の介護職への想いを優先し介護職を続ける。
この場合、今後は何を言われてもスルーする技術や慣れることが必要になります。
2つ目は、別の職種に変えてみるという方法です。
あなたがもし周りから色々言われてしまうことをとても気にしてしまい、どうしても耐えられない…
それなら一旦介護職から去ってみるのも全然ありです!
介護職から他の職種に転職できるのだろうか?と不安に思うかもしれませんが大丈夫です。
全然できます。
なぜなら世の中には介護職から別の職種へ転職している人は多くいますし、日本は選ばなければ他にもお仕事はあります。
ただし、あなた自身のこれまでの経験や市場価値、面接での印象次第にはなりますのでそこは考慮しながら探す必要はありますけどね。
自分がそれなりの市場価値に見合ってないのに、非現実的な条件で探すと誰だって仕事はないです。
一旦介護職を辞めてその方があなたの気持ちが楽になるならそれはあなたにとっての正解でしょうし、逆に、他の職種に再就職してみてやっぱり自分は介護職がいいと思えればまた戻ればいい。
介護職にこだわる必要がないくらい、あなたに選択肢はあるということです。
介護職を底辺と馬鹿にされるのは悔しい
介護職は介護が必要な高齢者の役に立つお仕事。
それなのに見下されるようなことを言われるのは悔しいですよね。
その気持ちは管理人の僕も痛いほどわかります。今でこそ慣れてきましたが、僕も今までいろんなことを言われてきたので。
「給料低くて大変でしょう?」
「介護やってるとか終わってるな!」
「介護とか自分の恋人には絶対させたくないな…」
他にも色々言われましたが、全て書くと悲しくなるのでもう書きません。
僕の場合、介護職以外のお仕事も複数経験しました。そして思ったことは、世の中に大変じゃない仕事はないということです。
それに職場や待遇の交渉によってはより良いところで働けることもあります。
ですから、いろんなことを言われますが、介護職を続けています。
1番の問題はそもそも他人のお仕事を馬鹿にする人の言動に問題があります。
本来、そんなこと言う必要ないんですから。
介護職を馬鹿にされて悲しい気持ちになったあなたはきっと人のお仕事を馬鹿にしたりしないのではないですか?
言われる側の気持ちが痛いほどわかりますよね?
あなたがこれから介護職を続けるにせよ、辞めるにせよ、他人の気持ちがわかる経験をすることはこれから大切な武器になります。
こんなことを言っても気休めにしかならないことは承知ですが、それでもあえて言わせてください。
介護職を日々頑張ってるあなたは何も悪くないし、間違ってない。
介護職を恥ずかしいと思ってしまう人に伝えたいことまとめ
今回は介護職をどうしても人から馬鹿にされることが気になってしまうあなたに伝えたいことを全て書きました。
- 物事に対して意見が違う人は大勢いる
- なぜ介護士として働いているのか理由を今一度考えてみて欲しい
- 見下されたとしても自分の介護職への想いの強さを優先するor別の職種へ転職してみる
僕がいくら励ましても気休めにもならないのは承知なのですが、言われる側の立場としてその気持ちがわかるので言いたいことを全て書かせていただきました。
悩んだ結果、あなたがどんな選択をするにせよ、僕はあなたの選択を尊重しますし、応援します。