現在、介護士として毎日頑張っているが日々不安を感じている方へ。
介護職の良さも苦しさも全て経験した僕から解決策と伝えたいことがあります。
おしながき
介護職のあなたが今すぐ解決できる2つの原因と対策
- お給料は転職orごね得で上げてしまう
- 働きながら転職活動をする
1.お給料は転職orごね得で上げてしまう
毎日毎日残業やったり資格やその他の手当てついても割に合わないお給料の状態が続いてますよね?
もうそういう時は思い切って転職するかごね得です。
ごね得というのは、
と言って退職をちらつかせることです。退職届まで用意していくと良いでしょう。
実際に色々引き止めの文言を言われたり、あるいは本当に昇給の話になることがあります。
実際に僕がいた施設でもこの方法で昇給された人が何人かいました。
昇給の話も出ずにあれこれ言われるなら、そのまま辞めてしまいましょう。
なぜなら、「低賃金のままうまく言いくるめてあなたを使いたい」というタチの悪い魂胆が見え見えですから。
他のところもどうせ同じだと諦めるのはなしですよ?
そこにずーといても不安と低賃金が続くだけなんですから、その方があなたにとって精神的に負担なはず。
新しい施設でやっていけるか不安であれば、まずは派遣から入って、待遇や労働環境が良さそうであれば正社員に切り替えるやり方ですね。
転職先がダメな施設だった場合は辞めやすいですし、次のところも紹介してもらえるので!
まずは派遣で様子見しながら転職先を選びたいあなたへオススメのエージェントはこちら!
2.働きながら転職活動をする
- 介護職で働いている、もしくは転職を検討している知人にきいてみる
- 自分で探す
- 介護転職エージェントにお願いする
転職を検討している人で毎日のように求人を見ていたり、悪評のある職場について詳しい人がいます。
そういう人に質問してみて参考にするのも1つの手です。
もちろん入ってみなければわからないという意見もあるかとは思いますが、入ってから後悔するよりは参考程度に聞いておきましょう。
自分で探す場合はこれだけは譲れない!という自分の条件を明確にしてから探しましょう!
給与?残業なしの勤務体制?人間関係などなど持ってから転職活動することをオススメします。
自分で探す場合の参考として>>働きやすいホワイト施設の特徴を書いた記事もあわせてご覧ください!
介護職の将来の5つの不安の原因と解決策
- 結婚は諦めなくて大丈夫!具体的な4つの対策
- 昇進やキャリアップがしたいなら別の施設へ転職
- 同じことの繰り返しで飽きるなら介護派遣でいろんな施設を経験しよう
- 腰痛や体力的なキツさが限界にきたら引退も考えましょう
- 心の病や体調不良が日々続くならまずは休むことから
1.結婚は諦めなくて大丈夫!具体的な4つの対策
世の中の男性介護士で結婚してる方はたくさんいます!
ですから介護士だから結婚を諦める必要はありません!
男性介護士でも結婚できる理由は下記の4つです。
- 給料が少ない。でも転職や共働きで解決できる
- 反対されるかも。それなら、あきらめずに根気よく説得を続けましょう
- 生活リズムの違い。それなら派遣介護士として働きながら奥さんとの時間を大切に
- 出会いが少ない。それなら職場以外で出会いを探しましょう
これらのさらに詳しい理由は>>男性介護士でも幸せに結婚する方法に記載していますのであわせて読んでみてください!
2.昇進やキャリアップがしたいなら別の施設へ転職
正直、キャリアアップ制度が不明確な施設はあります。
もしくはすでに管理者のポストが埋まっていてその地位につけない場合もあり。
それならキャリアアップを積極的にさせる施設へ転職してしまいましょう!
そのほうが給与アップにもなるし、管理者としての経験もつめて一石二鳥です。
日々悶々として職場で過ごすよりもそのほうがよほどあなたのためですよ。
介護士として収入ををアップさせたいなら>>こちらの介護職が実行すべき給料アップの戦略がオススメです。
3.同じことの繰り返しで飽きるなら介護派遣でいろんな施設を経験しよう
ずーと同じ施設で仕事ができるようになってくると日々の仕事に飽きてきますよね。
その気持ちとてもわかります。僕もそうでしたから。
それなら転職がしやすい派遣介護士としていろんな施設を回ってみるのも全然ありです!
それぞれの施設で方針ややり方も違いますし、色んな経験することによって介護士としてのスキルアップにも繋がります。
何より、新しい環境で仕事を覚えることによって飽きることがまずありません。
もし施設があなたに合わなかったとしても、正社員と違って更新しなければ辞めやすいのでもしもの転職失敗を防げます。実際に合わなければすぐに次に移る派遣さんはたくさんいますし。
いろんな施設を派遣でやってみて、ここならずっと働きたいなと思えればそこで正社員になるという選択肢を取ることができますよ!
>>色んな施設を経験したい場合にオススメ介護派遣エージェントはこちら!
4.腰痛や体力的なキツさが限界にきたら引退も考えましょう
腰痛は介護職にとって職業病。
多くの介護士さんがコルセットをしながら、あるいは整骨院に通いながら仕事を続けています。
ただ、仕事が続けられる程度なら良いのですが、ギックリ腰などで慢性的に痛むようなひどさになったら引退も考えるべきです。
なぜなら、普段の生活に支障をきたすから。
生活があるのであれば、介護以外で腰をあまり使わないような仕事へ転職しましょう。
介護技術である程度は補うことはできても、腰への負担を完全にゼロにするのは難しいので。
あと介護士は体力が必須なお仕事ですので、体力が低下している中無理して仕事すると体調不良をきたします。
介護職は無理を重ねて続ける仕事ではないですよ。
5.心の病や体調不良が日々続くならまずは休むor雇用形態の切り替え
何らかの病を持っていて働くことが難しい。でも生活があるから簡単には仕事を辞められない…
そんなあなたへは傷病手当てをオススメします!
- 退職時に在職してから1年間が経過(健康保険加入してから)
- 医師を受診
- 医師から労務不能との診断をもらう(診断書はもらわなくても良いが会社へ説明する時に便利)
- 連続3日間休みをもらう(有給でも希望休含むカウントOK)
- この3連休の間に給与の支払いがない
- 傷病手当金申請、傷病手当金の支給申請書に医師の確認印をいただいて、会社を通じて申請
傷病手当てを頂きながらお休みしてまずは回復することを目指しましょう!
僕は今まで、うつ病や自律神経失調症を抱えながら頑張っている介護士さんたちをみてきました。
僕自身もパニック障害を持っています。
その経験から言えることは、心の病を抱えながらハードな施設で働くのは病気が一向に良くならないということです。
暴力やセクハラを行う利用者への対応、人手不足でも降りかかる大量の仕事、職場のでの人間関係などなど…
介護職は職場によってはストレスを伴う環境が当たり前になってしまっています。
そんな中では、精神的に辛い日々が続き、将来が不安になるのは当たり前です。
だってそんな状態で前向きな気持ちにはなれませんから。
ですからまずは一旦そこから離れて、療養することを考えましょう。
どうしても傷病手当よりも働きたいという方はメンタルに負担のこないパート勤務に切り替えたり打診してみて対応しましょう。
ちなみに、僕はブラック施設の夜勤専従は辞めて、派遣で早番、日勤のみのシフトで働いて働きながら体調を整えることに集中しました。
健康さえあればまた再起は可能ですよ!
自分を大切に。
不安を感じやすい人に実践してほしい3つのリラックス方法
- 趣味を持つ
- 半身浴
- 太陽の光を浴びながらの散歩
1.趣味を持つ
趣味のジャンルは運動系で文化系でもなんでもいいです。
仕事以外に充実した時間を増やせればストレス解消にもなります。
何より忘れないでほしいことは、人生は仕事だけじゃありません。
それ以外のこともあなたの大切な人生の一部です。
是非趣味を通じて、あなたの心が豊かになるような時間を増やしてくださいね。
2.半身浴
近くに温泉があればベストですが頻繁に行くのは現実的ではないですよね?
それなら自宅での半身浴がオススメです。
ポイントは38度〜40度のぬるま湯に浸かること。
そのくらいの温度だと副交感神経という体をリラックスさせるための神経が働きます。
その結果、疲れが取れやすいというわけです!
疲れを取るなら家で気軽にできるぬるま湯の半身浴!
3.太陽の光を浴びながらの散歩
太陽の光を浴びると、 セロトニンという物質が体内で分泌されるといわれていま す。セロトニンには、感情を整えて、心を安定させる働きが あります。
特に介護職は精神的なストレスが多い上に夜勤などで生活リズムが不規則になりがちです。
あなた自身の健康のためにも太陽の光のもと散歩するのをオススメします。
あなたは悪くない!今の介護業界は割に合わないと思われて当たり前
日本は高齢者が長生きする国なので、高齢者は増えてはいますが、介護士さんは減っている一方です。
ですから介護士さんの需要は常にありますし、仕事自体に困ることはないのですが‥
国が介護施設への収益の上限を定めている以上、介護士さんのお給料はなかなか還元されにくいですし、ブラック労働が当たり前化してしまった業界ですから、体力的、精神的にもこのしんどい状態が今すぐに終わる保証はどこにもありません。
こんな状態では、介護職を頑張っていても将来が不安になるのは当然です。
毎日身体が疲れ果てて、給料明細見ても仕事量を考えると割に合わない報酬額…
あなたがずっとそこにいても不安が続くだけ。それならいっその事行動してしまいましょう!
現実的な行動は2つ。
- 介護転職する
- 介護業界から去ってみる
とにかく今の過酷な環境よりも良い職場に移ることが大切ですから。
あとは思い切って一度介護士を辞めてみるというのも全然あり!
1度去ってみて辞めてよかったと思えるならその選択は正しかったということです。
またやりたいなと思えばまた戻ればいいんですから。
介護職をやっていて将来が不安なあなたへ伝えたいことまとめ
この記事ではあなたが介護職をやっていて将来が不安になる原因と解決策について書きました。
書いたのは状況別で合計7つです。
まず最初の2つの今すぐにできること。
- お給料は転職orごね得で上げてしまう
- 働きながら転職活動をする
そして介護士として将来的に考える不安と対策の残りの5つはこちらです。
- 結婚は諦めなくて大丈夫!具体的な4つの対策
- 昇進やキャリアップがしたいなら別の施設へ転職
- 同じことの繰り返しで飽きるなら介護派遣でいろんな施設を経験しよう
- 腰痛や体力的なキツさが限界にきたら引退も考えましょう
- 心の病や体調不良が日々続くならまずは休むことから
あなたを不安にさせるような状態から脱却するために今すぐ行動してしまいましょう!
大丈夫。たとえ転職したり介護を辞めても死ぬわけではありません。
あなたの人生はあなた自身で作っていくもの。
いつ良くなるかわからない介護業界に期待するのはもうやめにしませんか?